「交通事故入院物語」
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 これも日記とは別に番外的に書き始めた、村山病院の歯医者さんとのやりとりの話。書き始めた当初はこのような長期連載にするつもりは無かったのですが、続いてしまいました(^^; さて、なんでこんなに長引いたのでしょう。まあ、読んでみてください。

00983/00983 KHB10423 よこぜ 歯がかけた(^^;
( 1) 97/11/25 07:55


 昨日の外泊中、冬だというのに、アイスモナカを食ってるときのことでした。 何かかたいものが、歯にあたりました。おいおい!この最中石が入ってるぞ!と 思ったらそれは欠けた私の歯でした(^^;

 もなかで歯がかけたなんて話聞いたことないですね(^^;
 老化でしょうか(;_;)


01042/01042 KHB10423 よこぜ RE:歯がかけた(^^;
( 1) 97/12/06 10:42 00983へのコメント


 歯かけたままでは仕方ないので、歯を直すことにしました。村山病院内に歯科 もあるとのことで、そこで直してもらうことにしました。

 歯科の診察室に指定された時間に行ってみましたが、中にはだれもいませんで した。もう一人歯科で待っている人がいて、「そのうち来られると思いますよ」
というので私はそのまま椅子に座って待っていました。外来は既に終わったのか、 待合室は人影は他になく、異様に静かなのでした。
 指定の時間から5分ぐらいしてから、若い眼鏡をかけたヒョロッとした白衣を 着た人がやって来ました。その人が歯医者さんでした。どうぞ、と言われたので、 私は中に入りました。もう一人待っていた人は治療ではないらしく、その先生と なにやら会話して書類みたいのものを持って出ていってしまいました。
 村山病院では歯医者さんは彼一人だけのようでした。雑然とした治療室には、 治療台が一つだけありました。部屋の左の隅の方には古めかしい木のついたてが ありました。テーブルには歯形や治療器具が無造作に並んでいました。どうやら、 彼は整理をあまり得意としない人物のようでした。
 二人だけの治療室は不気味な静けさに包まれていました。
(つづく)

01090/01093 KHB10423 よこぜ RE^2:歯がかけた(^^;
( 1) 97/12/16 19:09 01042へのコメント


 つづく、と書いときながら長らくほっときましたが、続きを書くかな

 私はひとつだけある治療台に座りました。先生は久しぶり?の”エジキ”を見 つけてうれしいのか、とても楽しげでうきうきした感じのようでした。
 私の歯を見た先生は「おお!これはすごいな」とか言いました。「じゃあ、レ ントゲン撮りましょう」部屋の左隅にあったついたてはレントゲンだったのでし た。まさか抜くつもりじゃないだろうな、と思いつつ私はレントゲンを撮られま した。
 「金属だと目立つから、歯と同じ色の詰め物にしましょう」と先生は言いまし た。私は別になんでも良かったのですが「金属と比べてモチはどうなんでしょう ね」とお座なりな質問をしました。すると、先生は私の脇に腰を下ろしました。 そして、金属とこの詰め物の相違点と利点について、とうとうと説明がはじまっ たのです。先生は説明ずきだったのです。10分(^^;ぐらいで説明は終わりました。 先生は強く詰め物を推奨していたし、詰め物なら1回の治療で終わるというので、 私はそれにしてもらいました。
 というわけで、治療法が決まり、治療がはじまりました。歯の欠けた部分に残 っていた金属を除去し、その詰め物をしました。ピンク色の怪光線のでるドライ ヤーみたいな形をしたものをあてていたら、その詰め物はすぐに固まってしまい ました。そしてグラインダーで高さを調節して、あっさりと治療は終わりました。
 なんだ簡単なもんだな、もう歯科くる必要ないなと私は思っていたのですが、 先生は私のかたわらの椅子に腰を下ろしたのでした(つづく(^^;

01138/01138 KHB10423 よこぜ RE^3:歯がかけた(^^;
( 1) 97/12/28 14:45 01090へのコメント


 自分でひっぱいといて、このネタ面倒臭くなってきました(^^;  でも、このままほっとけないので続けます(^^;

 何がはじまるのかと思ったら先生は歯磨きの仕方の講義をはじめたのです。最 初は口で説明していたのですが、「ちょっと待ってね」と言って何かと思ったら、 入れ歯とサビ落としにでも使うような薄汚れたでっかいブラシを持ってきました。 それを使って説明をはじめたのです。歯磨きの仕方のプリントももらいました。 なかなかためになる話で、私は感心して聞いていました。講義は10分ぐらいで 終わりました。
 この部屋に入ってもう1時間以上が経過していました。しかし、どうやら先生 ともお別れのようです。そこへ先生が切り出してきました。
「けっこう歯に歯石がついてますよ、こうなっちゃうと歯ブラシではとれないん だよね」つまり、また来て歯石をとる治療をしましょうか、ということだったの です。私は別に断る理由もなかったので、翌日また歯科を訪れることにしたので した。(まだつづく(^^;)

01210/01214 KHB10423 よこぜ RE^4:歯がかけた(^^;
( 1) 98/01/17 10:39 01138へのコメント


 今回で完結編といきたいとこなんですが、まだ終わんないんですね(^^;

 というわけで、翌日歯石をとりに歯科にいきました。歯石をとるだけでは保険 がきかないというので、歯茎の検査をするとのことでした。検査をしながら先生 は言いました「だいぶ腫れてますね」私は今まで歯茎が腫れてるなんて思っても みなかったので驚きでした。確かに検査の金属を歯にあてられると痛いのです。 「このままだと入れ歯になっちゃいますよ」先生は視覚効果ばっちりに転がって る入れ歯を手にとりながら言いました。
 そして歯石とりがはじまりました。最初ビリビリ震える金属の治療器具をつか い、そして金属の治療器具でゴリゴリやっていました。けっこう口から血が出て きました。大丈夫かいなと思いましたが、先生は「腫れてるから血が出ますね、 痛いでしょう」とか言いました。確かに痛かったです(;_;)
 まあ、とにかく治療は終わり、私はすっきりした気分になっていました。これ でもう歯医者に来る必要は無いんだなと思っていました。が、先生は私の隣に腰 を下ろしたのでした。あなたはきちんと歯が磨けていない、このままでは入れ歯 一直線である。料金もたいしたことないから来週ももう一度治療に来てみては、 との提案でした。私は断る理由もないし、先生も暇なんだろうなと思ったので、 翌週も歯科に行くことにしたのでした。
 はい、それで終わらないんですね。実はそれから毎週歯科の先生のところに歯 の掃除だか、談話をしに言ってるのかわからないのですが(^^;行ってます。今週 も行きましたし、来週も行きます(^^;
 というわけで現在もこの話は進行中なのでした。書きはじめたときはこうなる とは思ってなかったのですが(つづく)

01240/01241 KHB10423 よこぜ RE^5:歯がかけた(^^;
( 1) 98/01/23 16:35 01210へのコメント


 やっと完結編が書けます。今週で歯医者さんは最後となってしまいました。看 護婦達にも、歯医者さんとの関係をあやしまれていたところなので、良かったの かもしれません。
 本当は私の方から先生をふるつもりだったのに、先生は突然こう切り出しまし た「区切りがいいから、今回でやめておきましょう」。先生にもっと会いたい、 とはとても言えない雰囲気で、私はその別れ話を受け入れたのでした(;_;)

 冗談はこれぐらいにして(^^;今まで面白い話がいくつか聞けたので書いてみま す。

 看護実習生というのが時々きますが、都心に近い学校の実習生の方がかわいい そうです。現在は無いそうですが、村山病院にも看護学校が併設してあったそう です。でも、かわいいこはあまりいなかったとの話です。

 村山病院の看護婦はおばさんばっかでだめだ。この病院は看護婦の40才以上率 がかなり高いのですが、おばさんは言うこときかないし、技術的にも知識的にも 体力的にも劣っていて全然つかいものにならないそうです。おばさん看護婦は何 やるかわかんないから注意した方がいいそうです。

 その昔、歯科のアルバイトは顔でとっていたそうだ。先生には開業医で歯科や ってる友達も何人かいるそうですが、そこにいるアルバイトの女性は美人ばっか だったそうです。というのもアルバイトニュースなんかで、歯科のバイトが一番 時給高かったそうで、もう面接たくさん来てよりどりみどり(^^;だったそうです。 最近は歯科も景気よくないからそんなことは無いと言ってましたが。

 というわけで(完)

 ちなみにこの歯医者さん。まだ村山病院にいます。時々廊下ですれ違います。声かけても私のことは忘れてるかな.....。まさか、このホームページは発見しないだろうな(^^;;
 そして、今回の入院で歯医者さんが言っていた教訓が証明されました。某おばさん看護婦(50代後半)が剃毛のとき失敗して私の皮膚を二箇所も剃ってくれました(^^;(全治1週間)

2001/11/17wrote


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