「交通事故入院物語」
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00450/00450 KHB10423 よこぜ 病院日記(5)
( 1) 97/08/18 13:51


【手術はまだか】
 病院に着いてまず通されたのはレントゲン室でありました。この現状をなんと かしてほしい!と私は思いましたが、”そうか、まずはレントゲン写真を撮らね ばだめだな”自分に納得させていました。
 様々な角度から、各所の写真を様々なポーズで6枚ぐらい撮ったみたいですが、 痛くて冷や汗ダラダラでした。
 そして、緊急治療室みたいなところに通されました。よっしゃこれで手術だ! と思ったのですがそんな様子もありません。先生と呼ばれている人はとても若く 20代後半のスマップくんといった感じ。どうやら外科の先生ではないようです。
 両手から何本も採血され、点滴され、なんたらテストとかいうのもされ、注射 もされ、いろんなことされましたが手術はしないようです。またまた、警察や救急隊員にされたのと同じ質問もされました。一回誰かが答えたらコピーできんの かね。

 私の左足を見ていた先生は傷口を発見したようです。”ここに、傷があります ね、縫いましょうか?”。”縫うほどの傷なんですか”と私は傷口が見えないの で聞き返しました。”縫ったほうがいいだろうね〜”とか言うので、手術のとき また切りそうな予感もあったのですが、縫ってもらうことにしました。麻酔はしなかったみたいですが、骨折部の痛みに打ち消されて全然痛くありませんでした。
 その処置が終わると先生は自分の役目は終わったという風で、”もうすぐした ら外科の先生来るから”と言って机へ戻ってしまいました。おお、いつになった ら手術がはじまるんだ!

 ERのように病院に運びこまれたら準備万端ですぐに手術がはじまるものかと勝手に私は想像してたのですがさにあらず。みんなノンビリとしたもんなんですね(^^; ちなみにこの当直の先生は後にわかるのですが泌尿器科の先生でした。私は救急病院には外科の手術ができる先生がいつでも待機してるものと勝手に思っていたのですがさにあらず。事故やるなら休日とか夜中はさけて平日昼間にやりましょう(^^;

00473/00474 KHB10423 よこぜ 病院日記(6)
( 1) 97/08/21 10:25


【手術はまだか2】
 しばらくして、その”先生”がきました。なんとびっくり外科の先生もスマッ プくんみたいな先生だったのです!ここはジャニーズ事務所か!
 外科スマップが骨折写真を見ながら”ひどい骨折だな〜”とか言いました。私 はスマップくんに私の骨折直せるのかな、とちょっと心配になってしまいました。 そして、私の左足の傷を見ながら”これ開放じゃないのか?”とスマップ1と話 してました。そしてなんと!”ごめんね切るよー”とか言って、せっかく縫った のに抜糸してしまったのです。でもって”う〜ん、これは開放だな、洗浄しない とだめだな”と言って、再び縫いました(^^;。私の脚は雑巾か!とか思いました が、痛くなかったのでよしとします。
 それで外科スマップの診断は終わってしまったようでした。おいおい手術はし ないのか!

 しば〜らくして、外科スマップくんが私のところに来て言いました”9:30から 全身麻酔で手術します”やっと手術だ!と思って時計を見たら、まだたっぷり1 時間半以上時間がありました。
 そして私は部屋の隅のほうに移動され、カーテンに一人ぼっちで囲われてしま ったのでした。あと1時間半もこの状態か!私は気失うか、眠りたい衝動にから れましたがそうはいかないのでした。

  ここでちょっと事故の話からはずれた発言があるのでお口直しに掲載します。病院食の話です。まあ、とりあえず読んでみて。

00474/00474 KHB10423 よこぜ 病院食の研究
( 1) 97/08/21 10:25


 病院情報満載の病院パティオのみなさまこんにちは

 さて、私は約2週間病院食というものを食べました。そしてある程度その性向が 分析できてきましたのでここに報告します。


1)生野菜が出ない
 これはとても不思議なことなのですが、生野菜が全く献立に出ないのです。必 ず1段階は加工されています。刻みキャベツはよく出るメニューなのですが、な んと一回湯通ししてあるのです。これがまずい!これらは O157 対策なんでしょ うか?一方、フルーツは普通に出るんですねこれが。

2)あえもの、煮物ばっか
 食材は素材のままがいい、ということわざがあったと思うのですが、なぜかみ んな変な味付けがなされています。煮物はまあ、みんな似た系の味付けで、しょ うゆとみりんと砂糖とだしという感じ。私は甘い煮物はすきでないのですが、甘 い系です。
 あえものは酢系とごまやピーナッツあえの甘い系。挑戦的な変な味系のあえも のもけっこうあります。普通の味にした方がおいしいのにな、と思う今日このご ろです。

3)動物性タンパク質が少ない
 これは意図的なのか、経費削減なのか、動物性タンパク質が異常にすくない。 煮物やあえものにこれがはいってることはかなりまれです。
 あっても魚と鶏肉がほとんどです。牛肉は一度出ました。豚は肉としては一度、 挽肉としては何度か登場してると思われます。

4)良く使われる食材は
 具体的に上げていくと、ピーマン、にんじん、たまねぎ、なす、山菜、さつま あげ、こんにゃく、もやし、大豆。と、安くて栄養あって量のある食べ物ばっか ですね。お得意なのがピーマン、にんじん、さつまあげ、山菜の煮物。それが、 ごっつり出てきます。まあ、食えないことはないんですが...。これに鶏肉でも 入ってれば、二味は違うと思うんですが...。

5)変な食い物がでてくる
 全く同じ食べ物というのは、どうやらあまり出てないようなのですが、その反 動かキテレツな食べ物が時々出てきます。例えばピーナツ味の豆腐とか、変な味 &色のハンバーグ(何の肉使ってるんだ!)、奇妙な味のあえもの。あえものを 食べる前はいつもどんな味がするかドキドキです。
 何か実験台にされてる気分です。オーソドックスな味に出会うとホッとします。

6)米がまずい
 ここは米所の新潟はずなのですが米がまずいんですよね。私の場合寝たきりな ので、おにぎりになってるのですが、白米そのままでいいのに、ふりかけかけた り、わかめごはんになってたりします。これがうまくないっす。炊きかたはどっ ちかというとやわらかすぎです。
 一度石のように固く握ったむすびがでてきたことがあります。わが人生で最も まずいにぎりめしでした。


 これらは某新潟の病院のことなので、他にはあてはまらんかもね〜。

 つまりはマズイと言ってるのです(^^; もともと期待などしていなかったのですが、この世のものと思えないぐらいまずかったんですね。ちなみに私は好き嫌いは全くないので、きっと誰が食べても納得のマズサのはずです(^^;
 この後村山病院に転院するのですが、そこは普通に食べれる病院食が出ました。ですので、この新潟の病院食は特別にまずかったのです(^^;

2001/10/19wrote


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