映画 更新順

　新最近みた映画、途中からリニューアルしました。最近映画を見る本数が減ってるぞ(^^;;彩とみた映画は彼女のひとことものっけてます。

【キリング・ミー・ソフトリー】　チェン・カイコー　　4/2wrote

ジョセフ・ファインズ、ヘザー・グラハム。冬のロンドン。街角で目が会い、惹かれあい激しい恋におちた二人。ウェブデザイナーの女と、クライマーの男。 　何かあるぞあるぞ、といろんなプロットを散りばめ観客に期待を持たせるけど、意味のないプロットがほとんど(^^;; 　現実感のない二人のカップルのやりとりがこっけい。お姉さんも変(^^;　特にグラハムが仕事をしてるサラリーマンに見えないっす。この映画はそういうの狙ってるわけじゃなくてマジなんだよね(^^; 　チェン・カイコーの始皇帝暗殺という映画は、微妙な人と人との心のやりとりが良かったのですが、ソフトリーは大味ですね。これ同じ監督がつくってるの(^^;?　カイコー監督ハリウッド初進出だそうだけど、浮き足立ってしまったのでしょうか。でも突込みどころ満載で楽しめるよ(^^; （★★★）

彩のひとこと 　官能シーンを期待したのに直接的すぎで、ブーー。でも、おもしろかったよ。

【ビューティフル・マインド】　ロン・ハワード　　4/3wrote

ラッセル・クロウ、ジェニファー・コネリー、エド・ハリス。天才数学者、ジョン・ナッシュの半生を描いた映画。アカデミー主要部門受賞。 　数学者という地味な存在を取り上げ映画とするのはなかなか難しかったのではないかと思います。この映画では、ジョン・ナッシュがどういう数学理論でノーベル賞を獲得し、それがどれぐらいすごいのかというのは全くわからないのですが(^^;それを映画として追求しちゃったら退屈なものになってしまうのでしょうね。むしろ数学者というよりか、精神分裂病と闘うお父さんと家族の物語という感じです。 　精神分裂病患者は日本ではもちろんことアメリカでも偏見の目で見られてしまうのでしょうが、風邪と同じように誰でもかかる可能性のある疾患ととらえられたら、いいんですけどね。 　私は風邪もそうなんだけど、薬で治そうという思想がどうも好きでありません。病気というのは押さえ込んでも直らないものです。また、直らない病気というのもあります。そういう病気とは一生うまくつきあうぐらいの気持ちで対さないとだめです。チャーリーとつきあうみたいにね(^^; 　この作品、正にラッセルクロウの映画と言ってもよいぐらいなのに、彼だけアカデミー賞ではハブンチョにされてしまいました(^^;　マスコミウケのよくない彼だけどこれはかわいそう！というかひどいでしょ！ （★★★★）

彩のひとこと 　すごくよかった！ラッセル・クロウもいいーー。あのキョドッてる演技は真似できない。

【友へ　チング】　クァク・キョンテク　　4/10wrote

韓国映画。チングというのは昔からの親友という意味だそうだ。韓国でシュリ、 ＪＳＡをしのぐ大ヒットをした映画だとか。 　4人の仲良し少年が大人になって。二人はカタギ二人はヤクザ。韓国版スリ ーパーズといった感じ。単なるヤクザ映画ではないけど、一昔前の仁侠映画と いった雰囲気。韓国ではこれがうけるの(^^;?　アメリカのヤクザは銃でパンパン 撃ち合うけど、韓国のヤクザはそらやっぱドスですわな(^^; ドスで刺されるのは 痛そう....。 　高校生シーンがけっこう長いのですが、4人とも高校生に見えません。ポッテ リといい肉づきで(^^;別の俳優使えばいいのに。 　私は偶然初日の舞台あいさつに行き会ってしまいました。ドンス役のチャン・ド ンゴンのあいさつ。韓国のキムタクと紹介されて会場ブーイングの嵐（全然似て ない(^^;）。そして、関連よくわかんないけど、グラビアイアドルＭＥＧＵＭＩ（誰それ？） の花束贈呈。会場シラケムード。舞台挨拶ってはじめてみたけどこんなもんなの(^^; （★★☆）

【アメリ】　ジャン・ピエール・ジュネ　　4/10wrote

デリカテッセンやロストチルドレンをつくったジュネのファンタジック作？いったいどんな映画なのだろうか。 　舞台はパリ。アメリは23歳ぐらいのちょっと内気などこにでもいる女の子でカフェのウェイトレスをしている。彼女を囲むのもどこにでもいる人々。いじわるな人もいればやさしい人もいる。彼女はちょっとしたいたずらをして彼らに何かを気づかせるのが楽しい。 　センスのあるイタズラをするにはそれなりのアタマと準備が必要です。アメリの凝ったいたずらには感服。あそこまで行くとまさにアート(^^; 　オープニングからテンポよくシャレた映像で観客をひきつける。オープニングだけという映画も世の中には存在するが(^^;アメリは観客をそのままはなさない。ユーモアがあって遊びがあって実におもしろい。どことなく童話っぽい雰囲気もあり、特殊効果も効果的。今までこんな映画なかったね。 　正に現代パリから産みおとされた映画。日本発の東京のかっこいい映画もどっかの日本人監督がつくってプロモーションしてほしいね。 　アカデミー外国映画賞はノーマンズランドだったんだって？アメリにあげないなんてアメリカ人のヤキモチかね(^^; （★★★★☆）

彩のひとこと 　アメリかわいい！とくに映画の最初のすきなものきらいなものが楽しい！わたしもモンマルトルの丘に行ったことあるの。アメリまたみたいな。

【昼下がりの情事】　ビリー・ワイルダー
　オードリー・ヘップバーン、ゲーリー・クーパー。ヘップバーンは探偵の娘。Ｘ氏は妻の不 倫相手を探すようにヘップバーンの父に依頼。見つかった不倫相手をＸ氏は射殺するとい う。不倫相手はプレイボーイ（クーパー）だけど助けないと。
　昔のラブコメディ。今みると妙にほのぼの。ヘップバーンはかわいいけどその相手として クーパーはオヤジすぎはしないか(^^;?
　こんなにかわいくて純な娘がこの当時だとしても存在したのかね(^^;?
（★★☆）

【バタフライ・キス】　マイケル・ウィンターボトム
　イギリス映画。アマンダ・プラマー、サスキア・リーヴス。手紙の相手を探しているのか挙 動不審な女がヒッチハイクを続けながらハイウェイを行く。とあるガソリンスタンドの売店の 女の子がその女に親切に接するが.....。
　歯止めのない野生?の女。彼女が進めば死体が転がる(^^; 人間の世界だって弱肉強食 だ!？
　人間が本能のままに生きたなら、他人を殺しまくるのでしょうか？しかし人間には良 心？というものがあるのでそうは簡単に殺さないのでしょう。
（★★★）

【天国の日々】　テレンス・マリック
　リチャード・ギア、アダム・ブルックス。映像はきれい。でも、テンポがたるすぎてついて いけない(^^;;　ＢＧＶにしとくのにいいんじゃない。おや！？ギアがうたれちゃった。どうして かな(^^;?
　シーンの間に意味もなく動物のカットを入れる手法は倉本聡が発明したのではなく、テ レンス・マリックだったのね。シン・レッド・ラインもそうだったね。
　音楽はこれもモリコーネなのね。いい曲だ。
（★★☆）

【リプレイスメント・キラー】　アントワ・フークア
　チョウ・ユンファ、ミラ・ソルビーノ。ジョン・ウー製作。ユンファのハリウッド初進出作。ガ ン・アクションうまいな、と思ったらユンファは元々男たちの挽歌で売った人だもんね。ソル ビーノ出てるだけ。意味ね〜。
　ユンファは重厚でかっこいいのだけど、悪役が安さ爆発の雰囲気。Ｂ級ハリウッド映画 のノリだね。
（★★）

【沈黙のジェラシー】　ジョナサン・ダービー
　ジェシカ・ラング、グウィネス・パルトロウ。ニューヨークで同棲していたカップル。あるとき 田舎にある彼の家に遊びに行く。その豪邸には彼の母親が1人住んでいた。
　彼にいつまでも執着する母親の映画。しかし、直接的でわかりやすいけど、リアリティは うすくてのれません。こんな変なお母さんはいないって(^^;
　パルトロウが出てるぞ！と確認するだけの映画。パルトロウもせっかく脱いでるのに、こ んなつまんない映画じゃかわいそうですね(^^;
（★）

2002/4/10 wrote

【301 302】　パク・チョルス
　韓国映画。301と302に住む二人の女が主人公。301の女性は料理をつくるのも食べる のもすき。せっかくたくさんの料理をつくるが食べる人がいない。よし！お向かいにあげよ う。けれど、302の女性はどうやら拒食症らしい。
　女性の苦悩？がいっぱい詰まってる映画です。これは映画だからおおげさだけど、ヒト ゴトじゃない!?301も302も301の元ダンナも悪くないよね。でも、バランスが崩れればこうな ってしまう。
　料理の映像がたくさん出てきますが、あなたはこれがおいしそうに見えるか、食べたくな い、と思うか。最後の料理はデミグラソースかオイスターソースか(^^;?
（★★★★）

【もういちど逢いたくて・星月童話】　ダニエル・リー
　レスリー・チャン、常盤貴子。結婚したばっかりのチャンと常盤。けれど交通事故でチャン は死んでしまう。傷心の常盤はチャンと一緒に住む予定だった香港へ。そこでチャンにそ っくりな男と出会う。
　お約束ラブストーリー。無名俳優同士の映画だったら誰も注目しないことでしょう(^^;;　け れど外人監督ということで、常盤への遠慮?もない感じですね(^^;
　愛する人と結婚したというのに不慮の事故(走行中の携帯電話)でチャンは冒頭に死ん でしまいます。間抜けと言うか腹立たしくて、はじめから感情移入ができません(^^;
（★★）

2002/4/17 wrote

|BACK|CINE TOP|FWD|