| 合計 |
６本 |
| うち劇場 |
６本 |
【ジュラシックパーク３】 ジョー・ジョンストン
サム・ニール。この３というストーリーは時期的には前作の4年後なのだそうだ。国際的 に封鎖されているジュラシックパークの島。そこに不時着し行方不明になってるはずの
息子を探しに行こうとする母とそのとりまきたち。とりまきの中には様々な思惑を持った 人、知らずに連れてこられてしまった人もいる。
まあ、なんだかんだ言ってもストーリーはどうでもいい感じです(^^; 見所は恐竜のＣＧ。 メインは背中にでっかいヒレのついてる肉食恐竜と人間大の頭のいい恐竜。そしてテラ
ノドン。テラノドンは鳥みたいにバッサバッサ自由に飛び回り時にはホバリングまでして しまうのですが、翼竜ってせいぜい滑空ぐらいしかできないんじゃないだっけ(^^;;
恐竜 ちゃんがメインの映画なんだからこういうところのリアリティにはこだわって欲しいんだ けどな(^^;;
お子様と見に行くならお色気シーンもないし毒にも害にもならないしパパもママも安 心じゃない(^^;
（★★☆）
【猿の惑星】 ティム・バートン
マーク・ウォールバーグ、ティム・ロス、ヘレナ・ボナム・カーター。未来の 地球。ウォールバーグの乗った宇宙艇が磁気嵐に巻き込まれる。そして不時着し た場所は見知らぬ惑星だった。その星は猿に支配されていた。
基本設定は確かに猿の惑星だけど、話の展開も雰囲気も元祖作とは全然違いま す。ティム・バートンはこの作品をリメイクではなくリイマジネーションだと言 ったそうですが、正にそんな感じ。
猿の動きが機敏で猿っぽくていいです。全速力で追いかけてくるときは4本足 モードで突進してくるのですがコワイゾ〜(^^;
スリーピーホローのときもそうだったけど、ティム・バートンらしさ随所にあ るもののけっこう普通。別にいいけど(^^;
猿役は無名俳優がやってるのかと思ったら違うんですね、これが。ティム・ロ スはどれでしょう？けれど、猿がけっこう出てくるので名前と顔がなかなか一致 しないんだよな(^^;
オチはなかなかおもしろかったです。なんかちょっとティム・バートンぽくて いい(^^)
猿も人間もそれ以外の動物も植物も平和に共存したい。檻なんかに入れないで ね。
（★★★☆）
【千と千尋の神隠し】 宮崎 駿
アニメーション映画。主人公千尋と家族は森の中に迷い込んでしまい、不思議なファンタジック世界へと入り込む。両親は魔法にかけられてしまう。いったいどうやって両親を助けたら？いいのだろう？
興収の日本記録を打ち立てそうな勢いだそうですが、平日中間でも混んでいましたね。そして不思議なのが10代20代の若者客が多いこと。
肝心の映画の内容ですが、期待ほどおもしろくなかったです。なのになんでこんな客入ってるの？
あやしげで独特のキャラクターがたくさん出てくるし、映像は確かにきれいだけど。もののけ姫は大人向けにつくられたメッセージ性の強い作品でしたが、この千と千尋はどっちかと言えば子供向きの映画。ちょっと毒っぽいところはグリム童話みたいな感じ。でも、舞台装置やキャラクターは純和風です。外人ウケを狙ってるのかな(^^;;
もののけの期待して見にいくと、あれ？という感じかもね。子供はこの映画楽しいのかな？宮崎駿マニアはもちろん楽しいんだろうけど(^^;;
（★★☆）
【ＪＳＡ】
韓国映画。韓国と北朝鮮の国境。境界線をはさんでにらみあう軍隊彼らは同じ
民族だというのに何故分断されているのか？
主として北朝鮮側から描かれています。韓国映画ということでシュリをイメー
ジして見に行くと全然違う映画。実話を映画にしたような社会派の話です。アク
ションは少なく会話が中心。人によっては眠くなることでしょう(^^;
今世界で同じ民族なのに分断されている国家っておそらくここだけ。冷戦も終
わりなんで分断されてるのかわかんないと言えばそうです。次第に歩みよってる
雰囲気は見えますが。そういった意味でもサッカーにワールドカップというのも
大きな意味を持ってるのでしょう。この関係に日本が果たす役割は大きかったは
ず。しかし、まさに何やっとんねん状態(^^; 教科書問題に靖国問題。日本はい
ったい何がやりたいのでしょう(^^;
（★★☆）
2001/8/13 wrote
【キス・オブ・ザ・ドラゴン】 クリス・ナオン
ジェット・リー、ブリジット・フォンダ。リュック・ベッソン プロデュース。舞台はフ ランス。主人公は中国人の秘密捜査官。主演のリーは実際にカンフーのチャン
ピオンだった人だそうで、そのカンフー技は素晴らしいです。身長は160ちょっと ぐらいしかない感じですが、軽快な動きで悪そうなフランス人をバッタバッタとな
ぎ倒していきます。まさに格闘テレビゲーム感覚かな。ストーリーは単純、人物 の描き込みもあまいですが、普通のハリウッド映画と違うテイスト、変なユーモ ア感覚がおもしろい。
カンフーシーン以外でも、新型プジョーのカーチェイス、銃撃シーンも迫力あっ てアクション映画としての出来はよいです。ちなみに一応ヒロインのブリジット・
フォンダはいてもいなくてもどうでもいい感じ(^^;
ベッソン関連の映画はこの後にヤマカシ、ワサビと控えていますが彼は最近 東洋的なもの＆格闘モノにひかれてるのでしょうかね。
キス・オブ・ザ・ドラゴンですが、最後でわかります。もっとロマンチックな意味 かと思ってたのに(^^;
（★★★☆）
2001/8/29 wrote
【コレリ大尉のマンドリン】 ジョン・マッデン
ニコラス・ケイジ。第二次大戦下。イタリアに占領されているギリシアの島の 話。コレリ大尉（ケイジ）とはイタリア占領軍の長。彼は銃よりもマンドリンを 愛していた。原作はイギリスで大ベストセラーだそうです。
イタリア軍は話の途中で降伏し、変わってドイツ軍がやってきます。ギリシア、 イタリア、ドイツの国民性の違いみたいなものがよく出ています。こう見るとド イツ人と日本人って近いのかな。その中でイタリアが同盟組んでたというのはち
ょっと異質だったんでしょうね。
戦争というのは一度おこってしまうと、なかなかやめ時が見つからなくなりど んどん悲惨な状況になっていきます。戦争とはおこしてはならないものなのです。 今世界は戦争前夜のような感じになってしまっていますが、なんとしても戦争を
おこしてはなりません。戦争に善も悪もありません。善だの悪だの言う人が悪者 なのです。
（★★★☆）
2001/9/26 wrote