| 合計 |
３本 |
| うち劇場 |
３本 |
【１５ミニッツ】 ジョン・ハーツフェルド
ロバート・デニーロ、エドワード・バーンズ。東欧からやってきたサイコキラ
ーを追う刑事（デニーロ）とファイアーマン（バーンズ）。
予告編はおもしろそうだったんだけどな.....という映画(^^; まず、サイコキ
ラーがそうなってしまう動機づけが不明。なんでこの人達は人殺しするの？
それぞれの登場人物はなかなかおもろいキャラなんだけど、それらが組み合わ
さって映画になると不協和音ををたててしまいます。この映画がいったい何を言
いたいかというのも全然わかりません。結局は焦点がぼけてるんですよね。
15分というタイトルも意味不明だな。映画の中で15分がポイントになってるわ
けでもないし.....。
バーンズと言えばマクマレン兄弟ですね。１５ミニッツが彼のハリウッドメジ
ャーデビューと言って良いのでしょう。上品さを持ちやさしいけど強そうな雰囲
気。このタイプの俳優って意外といないもんです。さて、今後売れるのでしょう
か？
カメラサイコオヤジも独特の味があります。どうせならこのオヤジメインにし
た方がおもろかったんではないかな？
（★★）
2001/6/1 wrote
【stereo future】 中野 裕之
永瀬正敏、桃生亜希子。切られ役の俳優志望の青年（永瀬）が主人公。ちょっ
とした言葉の行き違いで彼は恋人（桃生）と別れてしまう。彼女はそれがショッ
クで言葉を発せなくなってしまう。
桃生のお姉さんは環境問題の番組を作成しています。というわけで、それ系の
メッセージも映画の中にかなり入っています。前作のＳＦサムライフィクション
もそうだったけど、メッセージが仏教的なんですよね。今回の映画も、”人は自
然の中で行かされている”みたいな感じ。
全体としては少々散漫でちょっと変な映画だけど、映像きれいだし、ユーモア
のセンスがあって楽しいです。この映画何言いたいの？って思う人が多いかもし
れないけど。
女優が実にきれいに撮れてます。また永瀬もかっこいく撮れてます。こうやっ
て男優も女優もきれいに撮れてる映画ってなかなか珍しいです。また、緑の博士
みたいな人（外国人）が出てくるのですが、透き通った瞳で独特の存在感。彼は
いったい何物なんだろう？本物の緑の博士なのかな？
最後に付け加えておくと、往年の竹中直人ギャグがこの映画で見れます。彼も
今はすっかり俳優になっちゃったけど、醍醐味はこれなんだよな(^^;;
（★★★☆）
2001/6/8 wrote
【ザ・コンテンダー】 ロッド・ルーリー
ジョアン・アレン、ゲイリー・オールドマン、ジェフ・ブリッジス。舞台はアメリカ。女性副大統領候補にセックススキャンダルが。女版クリントンスキャンダルといったところか。正攻法で淡々とした映画で眠くなります(^^; ちょっとまじめすぎて見せ場がない。見所はゲイリー・オールドマンのショボクレオヤジ議員役ですかね。
議員に限らず、過去のスキャンダルなんてどうだっていいじゃん！今と、これから向かってる方向が大事なのです。人間誰だって間違うし、判断を誤ります。10年も20年も昔の話引っ張りだしてどうすんねん？ というわけで、私にとってこの映画は退屈でした。
ジョアン・アレンはこの映画でアカデミー主演女優ノミネート。でも、ゲイリー・オールドマンの演技に彼女は食われてると私は思う。ちなみにジェフ・ブリッジスが大統領です。
（★★☆）
2001/6/28 wrote