| 合計 |
９本 |
| うち劇場 |
３本 |
【アイアン・ジャイアント】 ブラッド・バード
ワーナーのアニメ映画。宇宙から降ってきた謎の巨大ロボット、アイアンジャ
イアント。彼は記憶喪失？で自分が何であるか目的もわからないが、少年と出会
い次第に仲良くなっていく。
チラシなどの静止画で見たジャイアントのキャラはたいして魅力的ではないの
ですが、これが動くといいんですね。ロボットはフルＣＧなんだそうですが、力
強さや、重量感が表現されていて、ＣＧにありがちなオモチャっぽさがありませ
ん。また、ストーリーも登場人物も味があっていいです。1953年という時代設定
も独特の雰囲気があってよい。
アニメで主役が子供なので、子供映画かと思われるかもしれませんが、大人も
十分楽しめるというよりか、普通の娯楽映画なんかよりずっと奥が深いです。最
近みたアニメ映画の中では一番の傑作でした。
（★★★★）
【バッファロー '66】 ヴィンセント・ギャロ
ヴィンセント・ギャロ、クリスティーナ・リッチ。1966年生まれの男が主人公。
5年ぶりぐらいで出所した彼は、偶然知り合った女を脅して、偽装結婚を装い両
親に会いにいく。
登場人物少なくストーリーもわかりやすい。映像的にもおもしろい秀作。強が
り、見栄をはり嘘を重ねる男の姿。女はいつしかそんな男にひかれていく。
どっちかと言えば女性受けする映画でしょうね。男はこんな男見たくないし、
こんな男にはなりたくない。でも、男なんてこんなもの。
（★★★★）
2000/10/05 wrote
【五条霊戦記】 石井 聰亙
浅野 忠信、隆大介、永瀬 正敏。弁慶（隆）と義経（浅野）の話。伝説の五条
大橋の戦いに至るまでを追っていきます。
雰囲気は現代風の時代劇ですが、内容はけっこうハード？です。私もあまり詳
しいことは知らなかったけど、弁慶は坊さんで、仏の修行をしている身。一方義
経は神仏に疑問を持っている。そんなわけで、宗教的要素もけっこう強い映画で
す。でも、ここが眠い(^^;
チャンバラアクションはグラディエーター風です。映像に効果を入れ、寄りカ
メラでグラグラ揺らして、迫力を出しています。こういう手法私はすきではない
のですが、役者の剣術がおそまつでもこれだと迫力出るから仕方ないんでしょう
ね。
役者はそれぞれ味がでています。ストーリーもなかなかおもろかったです。中
だるみあるも最後がきっちり盛り上がったので良かった。
（★★★）
【マルコビッチの穴】 スパイク・ジョーンズ
ジョン・マルコビッチ、ジョン・キューザック、キャスリン・キーナー、キャ
メロン・ディアス。職が無い人形使い（キューザック）が、某会社に就職。そこ
で、不思議な隠し扉を見つける。それは俳優Ｊ・マルコビッチの意識に入れる穴
であった。
なんと言っても、発想がおもしろい。しかも、マルコビッチというマニアック?
な役者にアクセスできるという設定がいいですね。彼の代表作ってなんだか知っ
ていますか？私が今思いつくとこでは、「コン・エアー」、「ジャンヌ・ダル
ク」、「ラウンダーズ」ぐらい。どれも主役ではなく、味のある脇役です。”マ
ルコビッチ？知ってるけどどんな役だったかな？”という痒いところに手が届か
ない感覚がいいんですね(^^;
マルコビッチ意外の役者もいいです。キューザックという役者も、役が変わる
と全く別人になってしまう演技派ですがいい味だしてます。また、この映画で特
に驚きなのは、Ｃ・ディアスです。キューザックの妻役なんですが、地味な魅力
のない女性の役。最初はディアスがやってるとは気がつきませんでした。キーナ
ーに負けず劣らずの抜群のプロポーションを持ってるはずの彼女ですが、体のラ
インが出ないゾロッと長い服をきていて、それがわからないのです。女性とは、
服装とメイクでこれほどまでに変わるのか、と驚いた次第です(^^; ディアスに
こんな役をやらすとは、監督は相当ひねくれた人物でしょうね(^^;; 私もひねく
れた人間ですから、こういう映画きらいでないです(^^;;
（★★★★）
2000/10/11 wrote
【バーチャドライブ】 フィリップ・ロス
舞台は現在から数年後。仮想現実で悪者？と戦うという話。キャストは無名ば
かりで、しかもいま一つ魅力のない人ばっか。特殊効果並みだし、たいして見所
のない映画。ストーリーもなんだかよくわからんし。仮想現実の世界も、現実と
なんも変わらんしおもしろくないね(^^;
（★★）
【ウェディングシンガー】
アダム・サンドラー、ドリュー・バリモア。ウエディングシンガーとは結婚式
の余興歌手のことだそう。アメリカにはそういう職業があるんかね。サンドラー
がそのシンガー。バリモアがその式場のウェイトレス。
つまりはこの二人のラブストーリー。それなりにおもしろいです。
バリモアはアメリカの女優には珍しいかわいこちゃんタイプ。彼女のようなタ
イプはアメリカうけするのか？サンドラーって名前は知っていたのですが、主演
作みるのたぶんはじめて。なかなか味のある役者ではありますね。思ったより二
枚目。映画の中ではモテる役ではないけど。
（★★★）
【オースティン・パワーズ・デラックス】
マイク・マイヤーズ。オースティンの続編。寒くて、クドクテ、お下劣なギャ
グは前作通り。前作楽しめた人なら大丈夫でしょう(^^;
ミニミーという、Drイーブルの小人クローン人間が登場。確かにこのキャラお
もしろいんだけど、やっぱりクドいね(^^;
この映画は全米NO1になりましたが、アメリカ人はこの映画みて劇場で大爆笑し
てるんですかね。日本の劇場はきっと寒かったに違いありませんが。これもお国
がらの違い(^^;?
（★★）
【タンゴ】カルロス・サウラ
本場アルゼンチン作のタンゴ映画。若い女ダンサーのサクセスストーリーみた
いなところでしょうか。
タンゴってもっと激しい踊りかと思ってたけどそれほどでもないですね。ダン
サーはおそらくみんな一流なんでしょうが、踊りはすばらしいです。
一つ驚きだったのは子供も大人と同じくタンゴを踊るところです。子供のうち
からこうやって踊りを身につけていくんですね。日本で言えば、盆踊りみたいな
もんでしょうか(^^;
（★★★）
2000/10/23 wrote
【バトルフィールド・アース】 ロジャー・クリスチャン
ジョン・トラボルタ。西暦3000年の地球。地球は異星人に占領されていて人類
は絶滅の危機にある。
ＳＦＸアクションかと思って見たのですが、妙にしゃべりの多いドラマ。テン
ポも悪くて熟睡してしまいました。トラボルタは異星人の役ですが、すげえ変な
衣装。鼻から棒が出てるし、服もかっこ悪い。なんでしょうこれは(^^;
ノリとしては猿の惑星みたいな感じです。今更なんでこんな映画にトラボルタ
が出てるんだろう(^^;?
（★）
2000/10/24 wrote