| 合計 |
12本 |
| うち劇場 |
６本 |
【DINOSAUR】
ディズニーのＣＧアニメ映画。草食恐竜のフリッツ（だったかな？）はアクシ
デントがあって猿に育てられ大きくなる。平和に暮らしていたある日。彼らのコ
ロニーが大干ばつに見舞われる。
ストーリーは特筆するところもなし。悪者はやっぱり肉食恐竜なんですが、彼
らは言葉しゃべらず吠えてるだけ。これって差別だよな(^^; しかし、こんな高
度な猿がこの恐竜時代に本当にいたのかな？いわゆるぬいぐるみ用キャラクター
というやつなんでしょうが(^^;
お子様と恐竜マニアとＣＧマニアとディズニー信者なら楽しめる映画。ＣＧは
書くまでもないかもしれないですが、すごいです。特に猿の動きは本物みたい。
新しいＣＧ映画見るたびレベルはどんどん上がっています。ＣＧを意識できなく
なるレベルにかなり近づいてきました。映像すごいけど、ストーリー平凡なので
評価は下げます。
（★★☆）
注）この映画は台湾で見ました
2000/08/02 wrote
【パーフェクト・ストーム】 ウォルフガング・ピーターゼン
ジョージ・クルーニー、マーク・ウォールバーグ。アメリカの漁師たちの行き
様といった映画。予告編見るとＳＦＸバリバリのパニック映画かと思うのですが、
海の男たちと、それを待つ家族や恋人を描いてる映画です。
思ったより地味でダラダラしています。私はけっこう寝てしまいました(^^;
登場人物がちょっと多すぎで焦点が絞れていません。せっかくのＪ・クルーニー
も生かされてない。ウォールバーグもたいして目立たない役ですね。
娯楽作でもないし、感動作にもなってないし中途半端。漁師を目指すあなたは
見た方がいいと思いますが(^^;
（★☆）
2000/08/03 wrote
【シックス・ストリング・サムライ】 ランス・マンギア
６弦ギターをかついで歩くさすらいのサムライ?の映画。子連れ狼と、ギター
を持った渡り鳥を混ぜたつもりでしょうか(^^; サムライと言っても主人公はヨ
レヨレのスーツを着たアメリカ人です。一応日本刀みたいのは持ってるけど、青
龍刀のような剣さばきで、あれはサムライではないっすね(^^; ストーリーはあ
んまりないで、どっちかと言えばプロモーションビデオ的な映像。見るほどのこ
とはない映画ですね(^^;
（★★）
【ムーンライト・ドライブ】 デヴィッド・ドブキン
ホアキン・フェニックス。殺人事件に巻き込まれる青年の話。まじめに見てな
かったらストーリーよくわからなくなりました(^^;
フェニックスはこの映画ではけっこうやせています。８ｍｍのときは下っ腹が
出てしまっていて、グラディエーターではすっかり丸顔になってましたが、この
映画の後に太ってしまったんですかね(^^;あの太さだとちょっともう二枚目の役
はできんね(^^;
（★★）
【Ｘ-ファイル ザ・ムービー】 ロブ・ボーマン
デヴィッド・ドゥガヴニー、ジリアン・アンダーソン。政府のビルが何物かに
よって爆破される。その裏には陰謀？が。テレビ版Ｘファイルと同じキャストに
なってるそうですが、私はテレビ版はほとんど見てません。テレビ版見てないで
もついていける楽しめる内容になっています。ストーリー展開が少々都合良すぎ
る気もしますが、まあいいでしょうね。
ストーリーに含みを持たせる感じで終わってしまいますが、続編つくるつもり
なんでしょうか？
（★★★）
2000/08/06 wrote
【ビッグショー ハワイに唄えば】
室井 滋、都 はるみ。のど自慢の続編。前作私は見てません。売れない演歌歌
手の室井はハワイで都の前座をやることになる。また、室井はハワイの青年と恋
におちる。
正に女版寅さんというやつですかね。この映画たいへんおもろいと思うのです
が、第三弾はつくんないんですかね。ヒットしなかったみたいですから。しかし、
このキャラがこのまま消えてしまうのはおしいですな。
（★★★★☆）
【ブローバック 真夜中のギャングたち】 室賀 厚
竹内 力、柳沢 慎吾。台湾で買ったＤＶＤ。ちなみに台湾題は「暴力団長」。
Ｖシネマと思うのですが、映像にも箱にもそれらしき痕跡なし。99元（約300円）
だったので海賊版かと思ったのですが、複製禁止とか書いてある。こんな安くて
いいのか？
映画の内容はヤクザもの。ストーリーはまあ、どうでもいいでしょう(^^;
売りはガンアクションなんでしょう。本物の銃を使ってる感じなので海外で撮っ
たんですかね。設定は日本なのですが。それなりに良く撮れてます。
竹内は定番ヤクザ役。一方の柳沢はチンピラ風でなかなかいい味出してるけど、
銃撃シーンになるとニセ太陽にほえろみたいになります。これって彼のネタだよ
な(^^;
（★★☆）
【ビッグ・ヒット】
マーク・ウォールバーグ、ルーダイヤモンド・フィリップス。殺し屋集団の１
グループがボスに無断でお金目当てで誘拐事件を起こす。しかし、その誘拐した
娘はボスの知人の子だった。
シリアスかと思わせといてけっこうおふざけの映画。しかも変なノリ(^^; こ
のインチキ臭さはウォールバーグにピッタリですね(^^;
監督は香港系の人みたいで、ジョン・ウーもプロデュースに関わっています。
アクションの出来はなかなかいいです。ウォールバーグもよく動きます。彼って
肉体派男優なのかな(^^;?
Ｂ級ノリのＢ級映画でいいんではないでしょうか。
（★★★☆）
2000/08/13 wrote
【ツイン・フォールズ・アイダホ】 マイケル・ポリッシュ
マーク・ポリッシュ、マイケル・ポリッシュ、ミシェル・ヒックス。舞台はア
メリカ。シャム双生児の二人が母親を探してアイダホの街にやってくる。そこで
一人の娼婦と知り合う。
主演の二人はシャム双生児ではないですが、実際双子だそうです。二人がシャ
ム双生児を演じているというのが、この映画の面白みの半分と言っても良いでし
ょう。映画によくある異形の人の物語ではありますが、主演の二人は良い味が出
ています。この二人の距離感は双子ならではのものでしょう。
実際には考えも及びませんが、別の人格がいつも隣にいたらこれは鬱陶しいで
しょうね。また常に好奇の目で見られるというのも耐えがたいものがあります。
くっついているのだから同じ生活環境で育っているのですが、当然のことなが
ら二人は別の性格。人間の性格というのはやはりある程度は先天的なものなんで
しょう。
（★★★☆）
2000/08/17 wrote
【リプリー】 アンソニー・ミンゲラ
マット・ディモン、グウェイネス・パルトロウ、ジェード・ロウ。アメリカ人
のお金持ちの息子ロウ。彼はイタリアのリゾート地できままに婚約者と暮らして
いる。彼の父はロウを連れもどしてくるように、ディモンに頼む。
演技派の俳優陣に、演出も凝っていて長いけど飽きさせません。太陽がいっぱ
いのリメイクという話だったけど、こんなストーリーだったけ(^^;?
男女の仲だけでなく、同姓の仲もからんできて、いったいどうなるのかわから
ない展開。思いはもつれ、罪が罪を呼んでいく。犯罪者でも常に自分が自分が正
しいと思いたいものです。自分が悪者だと思って罪を犯す人はいない。
ロウがアカデミー助演男優ノミネートの映画でした。確かに彼も悪くないけど、
ディモンの方が味のある演技で、不思議な男リプリーをつくりあげています。登
場機会は少ないけど、ケイト・ブランシェットもいいですね。彼女主役で現代劇
を誰かが撮ってほしい。
このアンソニー・ミンゲラという監督は映像がきれいです。ジャズがポイント
になってますが音楽の使い方も効果的。各俳優もそれぞれの個性がしっかり撮れ
ています。今後も注目の監督ですね。
（★★★★）
2000/08/24 wrote
【パップス】 ASH
キャメロン・ヴァン・ホイ、ミーシャ・バートン、バート・レイノルズ。ごく
普通の家庭?の13歳の少年が、お母さんが隠していた拳銃をみつける。そして、
ガールフレンドと一緒に銀行強盗し、銀行にたてこもる。レイノルズはＦＢＩ捜
査官。
単純な映画のようでなかなか奥が深い。現在日本でも問題になってる、少年問
題。そして銃社会の恐ろしさ。
少年は金に困ってるわけではない。何か満たされない自分というものを持て余
し、銃を手に入れることで暴走する。脈絡もない思いつきの犯行。また、どこか
で自分は子供であるという甘えもある。
主役の少年は見事な演技。子役の範疇を超えている。主演男優賞あげてもいい
んじゃない。ガールフレンドも13歳とは思えない魅力をもった女の子。二人の子
供が重そうな銃をまるでおもちゃのように振り回す。13歳のボニーとクライド。
彼らにキリキリ舞させらてしまう、大人たち。セリフが非常に面白く様々なメッ
セージを含んでいます。
何がいったい悪いのか。銃というのはやっぱりいらない道具。銃による殺人は
リアルさに欠ける。日本に銃というものが無いでつくづく良かったと思う。
（★★★★☆）
【ホワイト・アウト】 若松 節郎
織田 裕二、松嶋 菜々子。テロ集団が冬のダムを占拠。政府に要求をつきつ
ける。なんとかテロ集団から逃げたダム警備員?の織田が大活躍。
原作は確かヒットしたんですよね。私は読んでないけど。作者自身が脚本つく
ってるのもあり、ストーリーはよくできてます。しかし、映画がなんか古臭いで
すね。別に悪くはないんだけど。また、テロ集団が絵に描いたようなテロリスト
たちで、インチキ臭い。もうちょっと工夫がほしい。
テロ集団はみんなソ連製のAK-47という自動小銃を持っているですが、これっ
てそう簡単に調達できるものとは思えません。仮にできたとしても相当な資金力
が必要なはず。まあ、お話だからいいんでしょうが。
この映画みて感じるのが、無駄な役人や警察官の多いこと。セリフの無いよう
な、いるだけのおじさんがやたらたくさんいます。現実もこういうものなんでし
ょうね。お役所も警察ももっとスリム化する必要がありますな(^^;
キャストは有名人ですが、別に彼らでなくてもいい感じです。このキャスティ
ングのおかげで客は入るのでしょうが。
全編雪の中の寒々とした映画で、暑い夏にはぴったりかもね(^^;
（★★★）
2000/08/27 wrote