| 合計 | 18本 |
| うち劇場 | 4本 |
【そして僕は恋をする】
仏映画。特に大事件がおこるわけでもない、普通の恋愛モノ。リアルな感じで
良いと思いますが、2時間越えの映画で長すぎ。テンポがあまり良くないだけに
油断すると寝てしまいます。もうちょっと短くまとめらんないのかな？
しかし、仏も女性がみんな煙草すいますね。煙草ってそんなに吸う必要がある
もんなんだろうか？（★★★）
【月下の恋】 ルイス・ギルバート
エイダン・クイン、ケイト・バッキンセール出演。英映画。心霊学の教授が幽
霊退治？を頼まれて、田舎の豪邸に行く。そこには、あやしげな美女と変な兄弟
がいる、という話。邦題からするとラブストーリみたいですが、幽霊モノです。
特殊効果つかったりして、工夫はみられるのですが、怖くないです。別に感動
もしないし。俳優はけっこういい雰囲気なんだけどね。（★★☆）
【フォーリング・ダウン】 ジョエル・シュマッカー
マイケル・ダグラス主演。普通のサラリーマンのおじさんがキレて暴走すると
いう話です。街中でむかつくこと特集みたいな感じで、そういうことにオジサン
はいちいちキレて凶行してくれます(^^;
おじさんは妙にカッコ悪いんだけども、妙にクールでちょっとそこら変に違和
感が。キレる動機もちょっと甘いよね。題材としては面白いから、もう少し面白
い映画にしてほしかった。（★★★）
1998/07/06 wrote
【ディープ・インパクト】 ミミ・レダー
モーガン・フリーマン出演。地球に彗星が激突するぞ、さあ大変！というパニ
ックＳＦ映画。
この映画ですが、まず津波ありき、という感じです。津波を起こすためにはど
うしようか？よーし、隕石落としちゃおう！っていう話のつくりです。リアリテ
ィはかなり甘いです。例えば、あの宇宙船はどう見たって大気圏に突入するのは
不可能。あと、隕石がゴンゴン宇宙船に当たったりして
ますが、スタートレックじゃないんだから、宇宙船壊れるわ、普通(^^;
人間ドラマが複数進行していて、けっこう忙しくて、ちょっと焦点ぼけてます。
そのどの話しも、感動させようというのが見え見えでクサイですね。
Ｍ・フリーマンは大統領の役なんですが、こういう指導力と威厳のある総理大
臣が日本にも欲しいです(^^; （★★★）
1998/07/09 wrote
【レインメーカー】 フランシス・フォード・コッポラ
マット・ディモン主演。クレア・デーンズ、ダニー・デビート出演。新米弁護士（ディモン）が、
保険金の未払い訴訟をひきうける。同時進行で、暴力夫を持つ若い奥さんとのラ
ブロマンスが進行する。
弁護士モノというと、敏腕弁護士が出てくるのが多いですが、本作は新米弁護
士の初裁判の様子を追っています。危なっかしくてハラハラさせるところがなか
なかよいです。ディモンは青くさい弁護士役ハマッてます。グッドウィル〜より
かいいです。
原作はＪ・グリシャムなのですが、彼の作品は弁護士っていいなあ、というよ
りか弁護士の苦悩を描いてるものが多くて、本作も苦悩系です。感動する作品で
はありません。
ラブロマンスの方は、最終的にはくっついてしまうのですが、この後この二人
の関係うまくいくのかな(^^; それに殺人は殺人だよな...。（★★★☆）
1998/07/13 wrote
【ラブ・セレナーデ】 シャーリー・バレット
豪映画。田舎街の二人姉妹（21と30過ぎ）の家の隣に、都会から影のあるの感
じのＤＪ（44）が越してくる。二人姉妹はその男が気になって仕方がない。
男女の恋愛観みたいなものが対比されています。私はこの男の気持ちがよくわ
かるのですが、女性にはこれは理解できないもののようなんですね。だからこれ
を前面に出したりしてしまうと、終わってしまうのです(^^; 音楽の選曲も雰囲
気にあっていてよいです。（★★★☆）
【マルタイの女】 伊丹 十三
宮本信子主演。伊丹監督の遺作となってしまった作品。大女優？である宮本が
真理の羊という宗教団体の信者が殺人するところを目撃してしまう。証人として
証言しようとするが、その宗教団体から脅されるという話。
よくできた映画と思うのですが、宮本信子がミスキャスト(^^;。題名も、いい
かげんマルなんたらの女というのは使い古された感があるので、なんとかして欲
しかった。もっと華のある女優、例えば田中美佐子とか、山口智子あたりがやっ
たらハマッたのでは。アメリカの「ボディ・ガード」はＨ・ニューストンだった
よね。宮本信子みたいなおばさんを”守ったる！”て気分にならないもの(^^;
伊丹監督の苦悩が伝わってくるような気がします(^^; もしかして、ここで行き
詰まったんでは.....。（★★★★）
【エスケープフロムＬＡ】 ジョン・カーペンター
カート・ラッセル主演。2013年。LAは監獄島となって隔離された地域となって
いる。そこに、大統領のやり方に反対する、大統領の娘が最新兵器を持って逃げ
込んでしまう。有名な犯罪者のラッセルは、その兵器を取り戻し、娘を殺害する
よう大統領から毒を注射され強要される。毒が体にまわるまで20時間（ぐらいだ
ったと思う）しかない！
というわけで、タイムリミット付きＳＦアクションです。それなりに飽きずに
楽しめます。最後のオチ、最新兵器が意味不明ですが、まあいいや。（★★★）
【真実の行方】 グレゴリー・ホブリット
リチャード・ギア出演。牧師を惨殺した未成年の弁護をギアはひきうける。未
成年には二重人格の兆候が。
精神病、性的虐待、猟奇殺人、宗教、あたりがからんできて、お約束？的なノ
リです。もっと落ち着いた、まじめな話かと思ってたんですがね。
オチがついていますが、とっても空しいオチですね。今までのはなんだったん
だ！という感じです。（★★☆）
【フューネラル】 アベル・フェラーラ
クリストファー・ウォーケン出演。3人兄弟のヤクザものです。末っ子が殺さ
れて、誰が殺したんじゃい！という復讐劇です。ゴッドファーザーっぽいのでは
ありますがひたすら暗くて、どんよりした雰囲気。救いも全くなくて、誰が好ん
でこんな映画見るんだ？という感じです。（★）
1998/07/15 wrote
【パーフェクトサークル】 アデミル・ケノヴィッチ
ボスニア仏合作映画。東京国際映画祭（そんなのあるの？）グランプリクンだ
そうだ。内戦のサラエボ。詩人のおっさんのところに二人の戦災孤児が転がり込
んでくる。仕方なく面倒みてるうちに、仲良くなってくる、という話。
この映画の見所はボロボロになった本物のサラエボの風景でしょう。監督もこ
の画をつかってなんか映画がとりたかったんでしょうね。
暗くはないんだけど、戦争に流されて、俺達はどうしようもないんだぜ、とい
ういじけた雰囲気が全体に漂ってます。子供の無邪気さ、動物のかわいさあたり
に逃げて、どうしてこの戦争が起こったかという所には向き合ってません。ちょ
っと物足りないね。（★★☆）
1998/07/18 wrote
【スクリーム】 ウェス・クレイブン
ホラー映画です。しかし、スプラッタじゃないし、お笑い系でもないしで、正
統派のホラーです。例のごとく殺人鬼が登場しますが、なかなか動きの素早い殺
人鬼です。走るスピードはホラー映画中一番じゃないでしょうか(^^;
殺人鬼の正体は最後まで明らかにならず、あきさせません。怖さですが、まあ
こんなもんでしょうか。私は最近何を見ても怖くないので(^^; とにかく、今後
のホラー映画をみるために、おさえといた方が良い作品でしょう(^^;
２が近く公開ですが、つながりはどうするんでしょうね。ちょっと見たい気は
するけど、劇場行くほどじゃないかな。（★★★☆）
【イゴールの約束】 ルック・ダルディンヌ
仏映画。不法滞在者を雇って仕事をさせている父親。その息子がイゴール。高
校生ぐらいの感じ。ある日、不法滞在者の一人が足場から転落して死亡。父親は
面倒をさけるため、死体をコンクリート詰めにして隠す。イゴールはその事実を
不法滞在者の奥さんに必死に隠す、という話。
ドロドロ系の話で見ていて憂うつになるタイプの映画です。ドロドロしたい人
は見てください(^^; （★★☆）
【マッド・ラブ】 アントニア・バード
クリス・オドネル、ドリュー・バリーモア主演。ある田舎の高校に転校生が越
してくる。ちょっと変わったその女の子がオドネルは気になる。
つきあいはじめてみると、その女の子の父ちゃんは亭主関白。そして、女の子
は実は精神不安定な子だった。
わりと普通でリアリティ高いストーリー展開。題名はマッドだけど普通のラブ
だと私は思う。強そうに見える子も実はこんなもんである。（★★★）
【ホーム・フォー・ザ・ホリデー】 ジョディ・フォスター
ホリー・ハンター主演。ロバート・ダウニーJr出演。感謝祭の日、実家に息子
や娘達、その家族がやってくる。長女（ハンター）は未婚の母。次女は結婚して
子供二人。その弟（ダウニー）は友人を連れてやってくる。
親子愛、兄弟愛、郷愁みたいなものが味わい深く描かれています。セリフもよ
く練られています。女性監督らしい繊細なタッチの映画です。
ラブストーリーも入ってます。最後、弟の友人は飛行機であのまま帰ったと私
は思います。思い出のラブストーリーはいつまでも美しく。（★★★★☆）
1998/07/21 wrote
【ホーム・アローン３】 ラジャ・コズネル
このホームアローンはカルキン坊やじゃないですが、ストーリーというか展開
はホームアローンとほとんど同じ。
アメリカ空軍のミサイルの最新チップを香港マフィアが盗み、おもちゃ（ラジ
コン）に隠す。そのおもちゃを空港で取り違える、という映画にありがちなスト
ーリー展開。
敵は4人組で一人は女性。いかにもスパイって雰囲気の役者を揃えています。全
員無名俳優。あとはブービートラップの連続ですね(^^;見てて、痛そうな映画で
す。下ネタもちょっと入ってるし、お子様はたぶんこういうの楽しいでしょう。
お色気シーンはないので、ママも安心です(^^;
何か親子の愛とかメッセージ性あるのかと思ったらそれは皆無でした。ひたす
ら悪者がブービートラップにひっかかります。それもまたよしか...。
しかし、今回の悪者はけっこうクールでかっこいいです。私はひねくれてるか
ら、こういう映画みると「悪者がんばれ！」って応援しちゃいます(^^;
（★★☆）
1998/07/25 wrote
【デーモン・ナイト】 アーネスト・ディッカーソン
ゾンビ、ドロドロキタナイ系のホラーです。悪魔と神（人間）との戦いという
構成になってますが、まあ、どうでもいい感じ(^^; 別に怖いことは無いのです
が、趣味の悪いキタナイＳＦＸです。敵の弱点が”目玉”というだけで、趣味悪
いでしょ(^^;
そういうわけで、こういうの嫌いな人は見ない方がいいでしょう。そうでない
人もみなくていい映画(^^;（★）
【悪魔たち天使たち】 アンドリュー・デービス
アンディ・ガルシアが一人二役やってる映画。双子の性質の違う兄弟の二役。
そこに遺産がからんできて、取り巻きも含めて裏切りやなんやらが展開するとい
う話。最終的には家族の大切さを訴えようとしてるみたいですが、全く感動しま
せん(^^; Ａ・ガルシアが一人二役というだけの映画ですね。
とんねるず石橋も出ていてけっこうセリフしゃべってますが、”ああ出てるな
”ぐらいのもんです(^^;（★☆）
1998/07/25 wrote