| 合計 | ３冊 |
【王様の漢方】 ニュウ・ポ
映画の原作本。基本ストーリーは映画と同じですが、こちらの方が内容多く詳しい。どっちを先に見てもいいでしょう。両方見ると中国に対する理解がより深まります。
話の中で始皇帝と西大后の話が何度も出てきます。西大后は美にこだわっていた人であらゆる手を使って美と若さを追求していたとか。日本人にはあまり西大后のイメージはないのですがね。
最近は中国もアメリカ主導のグローバリズムに飲み込まれつつあります。中国4千年の歴史でアメリカなんかはじきとばしてもらいたいところですがね。
（★★★☆）
【アホでマヌケなアメリカ白人】 マイケル・ムーア
アメリカ白人が書いたアメリカ白人批判本。現在ムーアはカナダに住んでいるそうだ。確かにここまで書いたら夜道を一人で歩けないかも(^^;
批判本ですが、ユーモアたっぷりで楽しいです。本文中にも”ユーモアを交えて書けばみんな面白がってくれる”というくだりがあるのですがその通り。攻撃的に批判したってだめなんですよ。ムーアはお茶らけているようですが、すごく勉強してるし、思想もしっかりしています。
この本を読むまでブッシュが何を考えているかわからなかったのですが、読んだおかげでブッシュがカワイーと思えるようになりました(^^; 演説していても歩いていてもカワイーー！
正月あけ間もなく、ムーア監督の映画（ボウリング・フォー・コロンバイン）が公開されます。今から楽しみで楽しみで(^^;
（★★★★☆）
【知事の仕事】 樺嶋秀吉
都知事や県知事の話。2001年6月発行なので、やや内容は古いがその時点までの最新ネタを扱っています。
地元の知事が何やってるかというのはだいたいわかるものですが、地方では誰が知事やっていて何をしているかというのはけっこう知りません。本書では良いも悪いも含めて注目の知事をとりあげていて面白い。
今まで知事というのは官僚がやるもので、中央から金を引っ張ってくるのが仕事でした。しかし、もうそのやり方は通用しません。これからは住民本位で仕事をしてくれる知事を選ばないと立ち行かなくなってしまいます。もう日本は破綻しているという説もあるけどね(^^;;
とにかく来年4月に統一地方選があって、都知事選もあります。東京の場合目玉はなんと言っても石原さんです。表向きは出ると言ってるようですが、怪しい動きもしているのでどうなることやら。この人は本当は総理大臣になって朝鮮や中国を攻撃したい人ですからね(^^;
樺嶋さんの書いてるチホウ政治じゃーなるはこちらのアドレス。私はこのサイトからこの本を発見したのです。メールニュースもあり。
http://www.kabashima.com/
（★★★★）
2002/12/20 wrote