昨日のよい天気がうそのそうな曇天。今にも雨が落ちてきそうだ。これは選挙 投票日日和と言って良いのか？とにかく投票率が良ければ良いほど、川田さんに 有利なはずだ。投票は20時まで。開票はその後で、接戦となれば当確となるのは夜中であろう。 あまり早く事務所に行っても居場所ないだろうから、18時頃行けばいいか？
私は菊花賞の投票に立川ウインズに行く(^^;（ちなみに単だけ当たりました） 菊花賞見て適当に本屋で時間つぶして、事務所へ向かおうと思い南口のエスカレ ターを降りる。投票を呼びかける声が聞こえる。もしや、川田陣営のボランティ アか？と思い見ると、”投票へ行こう”看板をかかげた、知った顔が。皆、沈痛 な面持ちである。話を聞いてみるとなんと15時現在の投票率は31%だそうだ。え え!たった３１％！？
票読みからすると、川田さんは投票率50%を切ると危ないとのことであった。 このペースでは50%無理じゃないか？40%いくかどうかもあやしい。
そろそろ18時の投票率がわかる頃というので、私は事務所へ行ってみることに する。事務所に入ると、なにやらまったりした重い空気が流れている。いわゆる 敗戦ムードというやつだ。これはやはりだめなのか......。女の子ボランティア が黄色い紙ふぶきをつくっている。しかしなんか、カラ元気でしゃべってる感じ だ。間もなく、18時の投票率がわかる。３３％！えぇ、ほとんど変わってないじ ゃないか。事務所の中に更に重〜い雰囲気が漂ってくる。みなさんの顔も白〜く なっている。この投票率というのは不在者投票分は入っていないのではあるが、 どう見ても５０％は不可能な様相。口には誰も出さないが、これはだめなの か.....。
私は駅前のみなさんの元に投票率を伝えに戻る。私も”投票へ行こう看板”を 一つもらってかかげる。”あとまだ二時間あります、投票へ行ってください！” 私含め数人は看板持って駅周辺を練り歩くことにする。一人でも多くの投票を。 こんなことやっていて意味があるのか。しかし、ただ待っているわけにもいかな い。
でもこうして歩いていると声をかけてくる人もいる。”投票忘れてたわ！”、 ”投票何時までだっけ、まだ間に合うかな？”なんて感じだ。10票でも20票でも 票が増えてほしい。もしやそれが効いてくるかもしれない。
間もなくタイムリミットの20時。本当にこれでおしまいだ。私たちにあとでき るのは開票を待つだけ。負けたな...いろいろやったけどこんなに投票率が上が らないとは。
開票結果は事務所には入りきれないだろうから南口で待つということだ。報道 陣が続々と集まってくる。勝とうが負けようが、記者会見のようなことはやるの だろう。ボランティアのみなさんも続々と集まってくる。
出口調査の結果がどうやら出たよう。川田さん1歩リードとの話らしい。本当 に!?私はちょっと信じられない。自民党と公明党のカタイ基礎票を打ち破るには 票が足りないはずであるが.....。
21時をまわる。票の数は出ていないようだが、5000票差ぐらいで川田さんが勝 ちそうとの噂が流れてくる。だんだん雰囲気が盛り上がってくる。本当に勝って るのか。ヌカ喜びはしたくない。川田さん親子も会見場所に現れ、当確が出たと きの喜びのポーズの打ちあわせをはじめている。
ちなみに私は不審人物チェックの会場警備してほしいということで、集まりを ちょっと遠巻きにしている。
だんだん、当選ムードが盛り上がってくる。どうやら行けるみたいだぞ！クラ ッカーが配られる。人垣もどんどん大きくなってくる。テレビに映りたい不審人 物も増えてくる(^^; これは気が抜けない。
しかし、ここからがなかなか長かった。当確が出ない。気がつくと22時をまわ っている。まだか!?それともひょっとして逆転されたのか？当選を待つボランテ ィア、事務所のみなさんも疲れた表情になってくる。
そしてついにやっと出た当確！時間にして22時15分ぐらい。クラッカーが打ち
鳴らされ、黄色い紙ふぶきが舞う。”ヤッターヤッターヤッター、ブイー”誰が 考えたのか不思議なかけ声でみんなＶサインをしている。不審人物?も一緒に喜 んでいる。フラッシュがバシバシ光る。やった、本当に勝ったんだー！”かわだ！かわだ！かわだ！”川田コールがはじまる。えつこさん、龍平さん、 敦夫さんの演説が入る。
演説終わってもみんな帰らない。勝利の余韻にひたりうろうろしている。あっ ちでこっちで握手している。時計はもう23時だ。
その後、我々公示前から動いてた古株？ボランティアを中心にした約20人は、 朝までやってる居酒屋を見つけ徹夜祝勝会を行いました。
最終的な票差はわずか2300票。投票率は40.39％。競馬で言えばアタマ差ぐら いの勝利と行ってよいか。しかし、勝つべくして勝ったそう思いたい。我々の運 動の一つ一つが実を結んだ結果の勝利だ。
それにまだこれで終わる訳ではない。これからがはじまりなのだ！
