7/17〜19 まで東京ビッグサイトにて行われた、モバイルインターネット・ソリューション展に7/19に行ってきましたのでレポートします。
モバイル関連の展覧会ということで携帯電話が中心になります。従って賑やかで派手目の展覧会でありました。会場はそれほど広くも無かったけど、これぐらいの大きさが適度でしょうね。
○(株)リックテレコム
http://www.ric.co.jp/
まず入って目に付いたのが東芝のブースとブルートゥースの文字。ブルートゥースとはご存知と思いますが無線通信の規格です。携帯電話やらパソコンやらが無線を使って通信できるというもの。通信距離は10メートル程度で速度は1Mbpsぐらいとのことですが。
新しい規格ではあるのですが、名前だけが先行して今ひとつこの規格広がっていないような印象にあります。実際この技術を使った製品まだあまり世に出てないみたいですね。東芝のページを見ると定価でモデムステーションが7万円。ＰＣカードが22000円。高いですね、まだ一般人が買う値段じゃない。
ちなみに私はこのインチキクサイカッコツケ名前嫌いです(^^; 青い歯なんて気持ち悪いじゃない(^^;?
東芝でもう一つ気になったのがリブレット。初代モデルはちょっとしたブームになりました。細くてちっこいけどパソコンのフル機能をそなえていた。そのリブレット、いつのまにかけっこうでっかくなっていました。
確かにでかいと液晶みやすいし、キーボードも打ちやすいのですが、なかなか持って歩こうという気分にならないのですよね。一番は使う人の用途によるのではあるでしょうが。しかしこのモデルスタイリッシュでかっこよい。バイオなんかよりこっちのがいいんじゃない？
リブレット価格調査してみたところなんと13,4万円で実売されてるようです。どうです、あなたもお一ついかが(^^;? パソコンも本当に安くなりましたね。
ちなみに私は外出用にはＨＰのジョルナダ使ってます。これだと本当に小さくて便利。WinCEなのでいろいろ制約はあるけど。
○ブルートゥース オフィシャルサイト
http://www.bluetooth.com/
○What's Bluetooth
http://dynabook.com/pc/entame/katsuyo/blth/index_j.htm
○（株）ビーテーキュー（Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ(TM)認証サービス会社）
http://www.btq.co.jp/
○東芝リブレット
http://dynabook.com/pc/catalog/libretto/010507l1/index_j.htm
東芝のすぐ近くにあったジェピコという会社がコンパクトフラッシュのスロットにささる無線LANカード(LAN-dezvous)を展示していました。みすぼらしいパンフ(^^;しか無かったのですがコンパクトフラッシュのスロットにささるというのははじめて見ました。ホームページを見たところ、普通のPCMCIAカードのモデルしか載ってません。
前述のブルートゥースと似たようなものではあるのでしょうがこちらはIEEE802.11bという規格で通信速度が11Mbps（東芝でも同じ規格のもの出してます）。通信速度はこれぐらいあった方が本当はストレス感じないんだよね。しかし、無線でもこんな速度が出るとは少々驚きです。
無線というのは確かにケーブル使わないで便利ではあるのだけれど、人体への影響って本当のところはどうなんでしょうね。強力な無線やら電磁波だらけの中にいて人間は大丈夫なんだろうか？そんなこと誰も研究してないんだろうけど(^^;
○ジェピコ
http://www.jepico.co.jp/
この展示会には何故か韓国ゾーンというのがあったのですが、韓国メーカーがけっこう面白いものを出展していました。サイバーバンクというメーカーがつくったPC-Ephoneというのがそれ。独特の筐体が目をひくポケット型のコンピュータです。液晶は256色で640*480ピクセル。ベースはWinCE。入力はタッチパネル。USB端子。日本モデルはコンパクトフラッシュのスロットを装備していて、そこにPHSの通信カードをさすようになっています。
640*480なら一応ホームページを見るのに支障はありません。既存のPDAのパーム型に比べればはるかに見やすい画面と言えるでしょう（Palm 160*160 WinCE palm 240*320）。
韓国では既に4月に発売しているのですが、日本では10月に64800円での発売を予定しているとか。これは安い。
人が群がっていたので、本体を実はいじれなかったのですが、PC-Ephone型のウチワをもらいました(^^;
サイバーバンクという野暮ったい社名はやはりサイバーパンクからきてるんでしょうか(^^; PC-Ephoneという名前もインパクトが無いで今一つですね。はたして日本では売れるのか？
○サイバーバンク ジャパン
http://www.cyberbank.co.jp/
○サイバーバンク
http://www.cb.co.kr/e/index.asp
他にも韓国のブースがたくさんありましたが、電話のホルダーとかストラップ売ってる店が多かったです。わざわざこんなもの展示するために日本に来てるのか(^^;? まあ、日本で売ってるホルダーとかストラップはほとんど韓国製なのかもしれないけど(^^;
その中でもう一つ面白いブースを発見しました。neopadとかいう入力方式の携帯電話です。10から12のキーを使ってあらゆる言語の入力ができる方式なんだそう。アルファベットはもちろんのこと日本語、アラビア語、中国語、ハングル、ロシア語、タイ語など。説明の人の話では韓国ではすでにこの方式は使われていて、今外国に売り込み中（韓国以外では採用されていない）なんだそうな。何故かここのウェブサイトは今私が原稿書いてる今、見えません。メンテ中？
韓国のウェブサイトを見ていて共通点に気が付きました、何故か"com"を使ってることが多い。日本も一緒か(^^; Flashを使ってるところが多い。これは日本以上ですね。バリバリ動いていて派手です。こういうの見ると日本は遅れてるな...と思います。マケナイゾ。
○handsfree-kit.com
http://www.handsfree-kit.com/
○NEOPAD
http://www.neopad.com/
では、ここで目引いたけどわけわかんない会社のブースを紹介。１つめはロジカ。まっ黄色がイメージカラー。宇宙基地みたいなSFチックなブース。そしてまっ黄色なコンパニオン。要はSI業者なのかな？
次はYOZANという名前の会社。ここも何やってるかわかんない。派手なブースにコンパニオンもたくさん。なにしろ社名があやしい。YAMAKASIというリュックベッソン監督の映画があるけど似た系の響きですな。webサイト見てもよくわかんないけど部品系の会社なのかな？
○ロジカ・ジャパン
http://www.logica.com/jp/
○YOZAN
http://www.yozan.co.jp/
さて、最後に紹介するのはiAnyware。後で気が付いたけどこれはSYBASEのソリューションなんですね。このブースの何が面白かったかと言えば、プレゼンが寸劇になっていたところです。登場人物は進行役のおねえさん。場末の二枚目といった雰囲気の営業部員のお兄さん。売れない演技派といった感じの部長さん。ストーリー的にはたいしたことは無いのですが、それぞれのキャラに味があって面白かったですね。お姉さんはコンパニオンなんでしょうが、男優二人はおそらく売れないプロ。気合の入った演技は見ていて涙がでてきました（というほどでもないけど(^^;）。フラッと入った動物園の仮面ライダーショーで感動したような気分ですね（わけのわかんない例え(^^;）
肝心のソリューションの方ですが、データベースにあるデータをローカルのPCに引っ張ってきてオフラインでもデータ参照できるようにするというものらしい。レプリカみたいなもんですね。熱演の劇では具体的な説明が無かったので詳細はよくわからなかったですが(^^;
○iAnyware
http://www.sybase.co.jp/product/Anywhere
24 JUL 2001 wrote