7/11に飯田橋東京カンファレンスセンターで行われたマクロメディア主催 Dreamweaver MX アップグレードセミナーに行ってきましたので、レポートします。実はこのセミナー、数週間前に一度行われていました。そのとき私も応募したのですが、満席とかでハズレ(^^; 新製品の発表セミナーでハズレとは少々納得がいかなかったのですが、そいう声が多かったのか二回目が行われました。
ちなみに昨日も今度は”Flash Communication Server MX ご紹介セミナーのご案内”というのが来ていました。さきほど申込みサイトを見たところ、なんと既に申込みしめきり(^^; 応募もできません。24時間もたたないうちに満席とはマクロメディアは人気があるね(^^;;
Dreamweaverもすっかりメジャーになりましたので、特に説明の必要はありませんね。ホームページの作成ツールです。マクロメディア製品はやたらバージョンアップが早くて、平均すると1年半ぐらいでしょうか。Dreamweaverが４に上がったのが、昨年の2月。当時はメジャーになりかけているときで、今ほど有名なツールではありませんでした。
３から４に上がったときは機能面では大きな変わりはないものの、インターフェイスやその他細かいところが使いやすくなっている感じだったので12000円と少々高めのアップグレード価格だったものの上げました。ところが今回の４から５は見たところあんまり変わりがない。インターフェイスもちょっと変わってる感じだけど現状のドリームウィーバーでも不満は特にない。なのにアップグレード価格は高い！なんとドリームウィーバーだけで19800円！ファイアーワークスは15800円！前はセットで12000円というアップグレード価格だったのにどういうこと？なんでこんなに値段が上がったのか。何か素晴らしいアピールポイントがあるのか？ということでセミナーに行ってみた次第です。
会場は飯田橋の東京カンファレンスセンター。最近ここで様々なセミナーが行われることが多い。大スクリーンのプロジェクターを使ってのセミナー。お客は500人ぐらい入っているだろうか。やはりマクロメディアのセミナーは若い客が多いが、最近ビジネスマンっぽい人も増えている。
スピーカーは安部さん。マクロメディアのセミナーではよく登場してくる人だ。このドリームウィーバー、ファイアワークスの登場により、マクロメディアの製品ラインナップはMXという名前で統一されたことになる。パッケージ、製品ロゴデザインも新しいイメージ。私は個人的には前のデザインの方が良かったと思うが(^^; 安部さんも”一種異様な”と表現してたけど、インチキSFっぽくて良くない。
今回のアップグレードはドリームウィーバーとファイアーワークスなのですが、今までこれらはセット売りのような感じで売られていました。ところがこれらはバラになったようです。更にコールドフュージョンという今までウルトラデベロッパーに入っていたものも分離しました。これら全部がスタジオという製品に含まれています。
これらのマクロメディア製品持ってない人は私の説明読んでもなんだかわからんでしょ(^^; 持ってる人だって今回は実にわかりづらいアップグレードパスになりました。アメリカでも混乱してるのだそうです。面倒臭いから全部上げてしまえ！とやるとけっこうな値段になります。というわけで、今回アップグレードするユーザーは少ないのではないだろうか。
前述しましたが、今回は値段が一気に高くなりました。安部さんは”今まで日本のパッケージが安い値付けであっただけで、ワードワイドな価格になった”とか言ってましたが納得いきませんよね。天下をとったから日本でも値段を上げてきたのでしょうがちょっと急激すぎます。
その後大阪からやってきたという技術系の人が、ドリームウィーバーの新機能とtipsみたいなことを実演で説明していました。けれど、これがまったりしていて全然おもろない(^^; こんな無駄なことでダラダラ時間使うんじゃない！つまりはバージョンアップによるアピールポイントがほとんど無いということなのでしょう。ちなみに、ファイアワークスの方はほとんど説明がありませんでした。
というわけで、このセミナーに行ったおかげで”バージョンアップをする必要なし”と判断することができました(^^; これってユーザーにバージョンアップを思いとどまらせるセミナーだったのだろうか？意味ねー(^^;
○Dreamweaver MX
http://www.macromedia.com/jp/software/dreamweaver/
18 JUL 2002 wrote