6/19 に山王パークタワーで行われた、ケーブル・アンド・ワイヤレスIDCと、サン・マイクロシステ
ムズ協賛のトータル・アウトソーシング・ソリューション セミナーに行ってきましたのでレポートします。
溜池山王という駅ができたのは知っていましたが下りたのは今回がはじめてだったかもしれません。山王パークタワーというのもはじめて行きましたが、できたばっかりの感じのきれいなビル。
ふと目を転じると、あの新築された首相官邸が見える。そしてこのあたりは物々しい警備。山王パークタワーは単なるオフィスビルなのだが厳重な警備。エレベーター毎に警備員が立っていて出入りする人間をチェックしている。確かにこのビルからなら首相官邸をテロ攻撃できそうだぞ(^^; ここいらはいつもこんな警備されているのかワールドカップだからか?
会場は広くてお客は100人以上はいたでしょう。セミナーは以下のような構成になっていました。
*「ケーブル・アンド・ワイヤレスIDCの今年度の営業展開〜パートナー戦略について〜」 ケーブル・アンド・ワイヤレスIDC
*「ミッションクリティカルシステムの新世代ネットワーク対応を可能にするSunONE」 サン・マイクロシステムズ
*「データセンターを中核としたマネージド・サービス〜企業システムをサポートするソリューション〜」ケーブル・アンド・ワイヤレスIDC
*「クリティカルビジネスの実現に向けて」 ウルシステムズ
では以下順番に...
○ケーブル・アンド・ワイヤレスIDCの今年度の営業展開〜パートナー戦略について〜ケーブル・アンド・ワイヤレスIDC
ケーブル・アンド・ワイヤレスとは0061の会社だそうです。名前にインパクトが無いので認識していませんでした。私は知りませんでしたが、エクソダスとか買収してデータセンターとしてもでっかい会社になってるのだそうだ。最初のこのコマは会社の方針みたいな話で、私は興味ないっす。
ところでなんでもいいけどC&Wのサイトはネスケ4.7だとまともに見えません。最近ネスケ見えないサイトも多いですが、大手サイトでこんなのは珍しいね。
○ケーブル・アンド・ワイヤレス
http://www1.cw.com/jp/
○ミッションクリティカルシステムの新世代ネットワーク対応を可能にするSunONEサン・マイクロシステムズ
実質これが最初のセッションです。ミッションクリティカルというのは最近のはやり言葉ですね。それは置いといてSunONEとは何かと言えばMicrosoft で言えば .net のことで、Sun の技術を使ってなんでもできますよ、という話です。つまりどうでもいいということですね(^^;
このセッションはつまらんかったですね。半分は概念説明でどのレベルの人間に説明してるのか意味不明の内容。勝手にやってください(^^;
しかし、SunONE とはあまりいい名前ではないような気がします。はたして1年後にもSunONEという言葉は生き残っているか!?
○SunONE
http://sun.co.jp/sunone/
○データセンターを中核としたマネージド・サービス〜企業システムをサポートするソリューション〜ケーブル・アンド・ワイヤレスIDC
前述の通りケーブル・アンド・ワイヤレスという会社に私はあまり印象がありません。事業内容みるとインフラまわりの仕事をやってる会社ですね。この業界は売ってるものと値段は同じみたいなものですから、銀行みたいなもんで半分は信用の上に成り立っています。一時期データセンターというのがはやりましたが、最近は淘汰の局面に入っているそうです。信用のある大手はケーブル・アンド・ワイヤレスによれば10社ぐらいとのことです。もちろん自分たちもその中に入っています(^^;
彼らが何が言いたいかと言えば、ホスティングサービスはうちに任せてくれ。万全の監視体制でマシンを面倒みますよ、アウトソーシングしてくださいということです。ちょっと前まではセキュリティにお金払うのもったいない、と思っていた人が多かったですがだいぶ意識がかわってきました。実際マシンを面倒みるのってけっこうな手間です。適正価格なら、ホスティングなんてのは誰かに任せる方が私もいいと思います。
セッションの方はSunに続いてつまんなかったですね(^^; モノがモノだから面白い話はできないのかもしれないけど、眠くて仕方ないがな....。
○クリティカルビジネスの実現に向けてウルシステムズ
はいまたクリティカルですね(^^; ウルシステムズとは全然知らない会社ですが、ITコンサルの会社だ。社長が漆原さんで、社名はきっとそこからとってるのでしょ。ダっさ(^^;; このセッションで話したのはその漆原さん。資本金はでかい会社だけどいったい何人いる会社なんでしょう?
前2つのセッションより話はおもしろかったけど、これって話は別に無かったですね。業界体験談みたいな話が多かったですが、私も同じ業界の人間。それってあるよね〜 と共感できるけど、最近私はその世界から離れつつもあるので、あんまりリアルではないっす(^^; というわけで、やっぱり私は眠いのでした(^^;;
話題のみずほ銀行もこれですよね。銀行のシステム開発部隊と偉いさんと現場の意思疎通ができていない。というかお互い理解しようとしていない。
仕様が決められないでそれがスケジュール遅らせる原因となってるいのに、偉いさんはしめきりだけは守らせようとする。無理だと言っても聞いてくれない。偉いさんは問題点が理解できない。
これを防ぐためにUML(unified modeling language)を使いましょう、ということでした。
この業界は今まで素人さんが関係しなかったこともあるけど、専門家同士そして素人さんに説明するためのドキュメントの標準型のようなものがありませんでした。まあ、無かったわけでもないのでしょうが、普及しませんでした。しかし、コンピュータシステムというものがこれだけ一般的になってきてしかも業務と密着してくるとなるとそうも言ってられません。
その標準型の本命になりそうなのががこのUMLなんでしょうか?私は詳しいこと知らないし、あんまり勉強するつもりも今のところないけど(^^; もうちょっと様子みるかね。
○ウルシステムズ
http://www.ulsystems.co.jp/
○Object Management Group(UMLを規定)
http://www.omg.org/
セミナー終了後におみやげをもらいました。紙みたいなマウスパッドとクリップフォルダとそして珍しいことに本。「ブロードバンド時代のインターネットセキュリティ」山口英著。岩波科学ライブラリーの本でなかなか面白そう。これかから読むつもりですが、今回のセミナーの一番の収穫はこの本だったかも(^^;;
24 JUN 2002 wrote