賢人会主催の世直し弁論大会に行ってきましたので、簡単にレポートします。私は開始の数分前ぐらいに会場に着いたのですが、なんと入ってびっくり満員 でした。100人以上のみなさんが来ていたでしょうか？
１０人の方が弁士として立って順番に話されましたが、なかなかバラエティに 富んでいておもしろかったです。3時間という長丁場でしたが、それを感じさせ ないものがありました。
話慣れしてる感じの方も多かったですね。話してるうちにだんだんノッてきて、 まだまだ話し足りないという方もいたようで。
とにかく大成功の弁論大会だったと思います。もうすぐにでも第二回をやりそ うな雰囲気で(^^;; 次回はもっと大きな会場が必要ですね。
いろいろと印象に残る言葉もあったのですが、選挙も近いということで、私も 選挙についてちょっと書いてみます。
私と同年代（私は29です）の人間は、驚くべき事にほとんど投票に行きません。 行かない理由は、用事がある、忘れてた、面倒くさい、投票しても政治は変わら ない。だいたいこんなところです。「投票に行った」と言うと、「偉いね」と言 われてしまう始末です。ちなみに私は、選挙権をもらってからただの一度だって 棄権したことはありません。それが私は普通かと思ってたのですが、これは普通 じゃないみたいなんですね(^^;;
なぜこんなになってしまったのでしょう。この原因は、選挙というものがたい して重要ではないと思わせる教育であり、家庭のそして世の中の雰囲気なのでし ょう。今の日本は国民が白ければ白けるほど、与党が大勝する構造になってます からね(^^;;
正直私は、自分から選挙に行かない人に「選挙に行こう」なんて呼びかけるの アホらしくてやりたくありません。選挙前になると、「選挙に行こう」という間 抜けなＣＭやりますが、意識のある人はあんなもの関係なく選挙に行くのです。 ああいうＣＭ見るたびに、こんなにばかにされてるのにどうして選挙に行かない んだ？と思います。
選挙権というのは簡単に勝ち得たものではないし、選挙というのも無料で運営 されてるものではありません。試算してみれば、一人の投票一回分って、5千円 ぐらい（あてずっぽう）は行くのではないでしょうか？選挙に行かないというこ とはデズニーランドで一日遊ぶぐらいのお金をドブに捨てているのと同じなので す。更にまわりまわって自分の生活にも直接影響してきます。こんな大事なイベ ントを”めんどうくさい”と言っていかない人の気がしれません。
私の同年代の人間もそろそろ親になります。この白けた親達の子供はさらに加 速して白けた子供になることでしょう。なんという末恐ろしいことでしょうか (^^;
グチッてるだけではあかんので、若い世代が白けないための提案をいくつか。
１）一人の選挙一回分にはこんなに金がかかってるというのを毎回提示する。
例えば、今回の区議会議員選挙は一人あたま3400円でした、とか。お金に敏感 なみなさんはきっと"もったいない"と思い投票に行くでしょう(^^;?ソウカナ
２）投票率を世代毎で公表する。それを5歳区切りぐらいでやる。
おそらく20代、30代あたりは恥ずかしいぐらいに低い投票率のはず。それを見 て”自分たちはなんとみっともないんだ！”と気がつかせる。
３）選挙活動をインターネットでできるようにする。
選挙公報というのは新聞の折り込みに入ってきますが、新聞とってない若者は すごく多いです（そんなの論外(^^;?）。というわけで新聞とってない場合、わ ざわざ取りに行かねばなりません。
新聞とらない理由の一つとして、ニュースはネットで見ればいいと思ってる人 が多いのも事実です。
こんな時代なのに、なんで選挙活動がインターネットでできないのでしょう？ 選挙公報もインターネットに出して当然かと思います。はやく選挙活動がインタ ーネットでできるように法改正してください。